2022年4月ごろ、ねおパパの家族は借家から新築マイホームへ引っ越した。それから半年ほどが経ち、何気ない瞬間に「マイホームっていいな…」としみじみ感じることが増えた。
実はマイホームの購入は奥さんの熱意に負けたのが正直なところで、ねおパパは「マイホーム反対派」だったのだ。新築は高額なローンがあるし、賃貸に比べ生活地も固定されてしまう…。いろんな不安がいつも頭にあった。
この記事では、そんな不安だらけだったねおパパが新築マイホームを購入した経験を通して「建てて良かった!」と感じているわけをお伝えしていく!
新築マイホームは思った以上に満足度が高い!
わが家は「注文住宅」
新築マイホームには「注文住宅」か「建て売り」かがあると思うが、わが家は「注文住宅」を選択した。
そのため理想の外観や間取りを、ハウスメーカーの担当者と相談しながら設計することができた。
「広い」「きれい」「自分たちで考えた」といったポイントが、満足度に直結している気がする!
外観にもこだわりを加えたので、帰宅した時、明かりのついたわが家を見ると「(良い家だ…)」とニンマリしてしまう。
借家(築40年)からのギャップ
新築に引っ越すまで、奥さんとは6年ほど賃貸生活をしていた。
はじめは2LDKのアパートだったが、子どもが生まれたのをきっかけに地元の借家に引っ越した。
その借家が「5LDK」「家賃5万」という好条件に加え「築40年」という年季の入った物件だった。
40年という歴史のある建物だったため…
・夏暑く冬寒い
・電気が30Aまでしか使えない
・風呂は沸かし直せない
・シャワーの水圧が弱い
・薄暗い
・ヤモリや虫の天国
などなど「不便だな…」と感じることが時々あった。
新築に引っ越した直後は、あまりのギャップに奥さんと驚いていた。このギャップも満足感につながっている。
※誤解のないように言うが、借家の大家さんにはこれ以上ないというくらい親切にしてもらったし、あの借家での暮らしもいい思い出だ。
選んで良かった仕様・オプション
ねおパパの満足度を爆上げしてくれた仕様やオプションをご紹介。
玄関ドアのタッチキー
これまでに住んだどの家も「鍵穴にキーを入れて」戸締まりをしてきた。この当たり前の動作から開放されたというのは大きなメリット。
リモコンキーがポケットかカバンに入ってさえいれば、ボタンを押すだけでも戸締まりが可能なのだ。
タッチキーを採用したことで子どもを抱っこしていたり、荷物を持っていたりするときでもストレスなく出入りができる。
ペニンシュラキッチン
アイランドキッチンに憧れていたねおパパと、そうでない奥さんとの中間地点として落ち着いた仕様。
アイランドキッチンのような開放感をもちながら、手元はカウンターで隠すことができるという奥さんともWinWinなキッチン。
アイランドが英語で「島」なのに対し、ペニンシュラは「半島」という意味らしい。(その名の通り、片方が壁に接している)
電動シャッター
1階の窓には防犯性の高い電動シャッターを付けた。少し贅沢な気もしたが、これが採用してよかった。
ボタン一つでシャッターを上げ下げできるので、寝る前に少しの労力で防犯対策が可能。
また、朝起きてきてシャッターを開く動作を行った時の、部屋がゆっくりと明るくなっていく瞬間は自然と「ドヤ顔」になっている。
知人が遊びに来た時、一度は必ずこれでドヤっている(笑)
ウォークインクローゼット&シューズクローク
ねおパパも奥さんも洋服や靴が好きなので保管するスペースとして採用した。
ハウスメーカーの人からは「こんなに大きなウォークインクローゼットつけるお家、めずらしいです!」と大きいアピールをされていたが、いざ洋服を入れ始めるとハンガーラックは即パンパンになった。
奥さんにいたっては、服が多すぎてクローゼットに収まりきらない。
家を美しく保つためにも「物は最小限に」という言葉の重みを学んだ。
シューズクロークのおかげで、靴一式はすっきりと整頓することができた。空いたスペースにはベビーカーやダンボールラックを収納して、空間を活用している。
パナソニックの「アドバンス シリーズ」
わが家のスイッチは全てパナソニックの「アドバンス シリーズ」を採用している。
生活感を少しでも減らしたいという奥さんの希望からだ。
1つ1000円ほどの追加料金で実現できた気がする。コスパが高い。
毎日見るものだからこそ、上質なものにすることで住まいは引き立つというのがこのシリーズのコンセプトらしい。
これは結構よかった。
ぶっちゃけ、いくらなのか?
満足度には当然、いろいろなコストが含まれる。
土地代、建物代、月々のローン金額まで赤裸々に紹介していく。
田舎は土地が安い
ねおパパは地元で土地を購入した。もともとは畑地である。
都心では考えられないだろうが、ねおパパが購入した土地は
269㎡(約81坪)で580万円(坪単価=7.1万円)である。
東京の新宿区の坪単価が1100万円なのを考えると、地方が不便とはいえ、いかに田舎の土地が安いかがわかるだろう。
新宿区でわが家と同じ広さの土地を買うには、およそ9億円かかる。
建物代はふつう?
ほかの家と比べたことはないが、いくつか便利なオプションを選んでいるので安くもないのでは?と予想している。
ハウスメーカーとの契約では、建物代は2458万円となっている。
土地代580万 + 建物代2458万 = 合計3038万
この3038万を35年ローンで返していくことになっている。
月々のローン
ローンは地元の銀行で組んだ。
土地のローン 月1万7501円
建物のローン 月6万8463円
合わせて 月8万5964円支払っている。
これが35年ずーっと続く。
ねおパパは30代なので、はじめから60歳定年を無視している。
わが家は共働きだが、住宅ローンを払い続けると正直カツカツである。
もっと豊かに人生生きていくためには節約と倹約、資産運用や稼ぐ力を伸ばしていかねばと強く感じる。
まとめ
ねおパパはわが家にとても満足している。
それは設備とコストのバランスが取れているからだろう。
田舎は土地の値段が安く、建物に予算をさくことができるのが大きなメリットだ。
予算で困っている人はぜひ、地方のマイホーム生活に目を向けてみてほしい。